
-時を紡ぐ、千年の時を訪ねて― シルクロードの旅
古代から中世にかけて東洋と西洋を結んだ交易路『シルクロード』
運ばれたのは絹や香辛料だけでなく、宗教・思想・芸術など多岐にわたった「歴史とロマンの道」でした。
今も各地に残る遺跡や街並みから、かつての文明交流を体感しませんか。
国ごと、シリーズにわけてご案内します。
シルクロードとは
シルクロードの歴史
古代から中世にかけて東洋と西洋を結んだ交易路『シルクロード』。
歴史は古く、主に紀元前2世紀~15世紀ごろまでさかのぼります。
中国の長安(現在の西安)を起点にイタリアのローマまで続く壮大なキャラバンルートで、道といっても1本の道ではなく、陸・海含めいくつものルートがありました。

シルクロードがもたらしたもの
沢山のキャラバンが隊列を組み、ラクダを使って絹・香辛料・宝石・陶磁器・金銀・ガラス製品などの物資を運びました。
ですが、運んだものは何も『物』だけではありません。
『宗教』を始め、製紙・天文学・医学などの『技術・学問』、建築・絵画などの『文化』など各国・地域にさまざまな影響をもたらしました。
異文化への寛容・理解が深まった結果、新たな文化が花開き、発展・繁栄させることができました。

このツアーで訪れる主な都市

西安の「兵馬俑坑博物館」第1弾
中国の初代皇帝 秦始皇帝(しんしこうてい) の墓を守るために埋葬された、兵士や馬をかたどった像は約8,000体にも及びます。
そのスケールもさることながら、 兵士一人ひとりの顔や服装、髪型が異なり、当時の技術の高さがうかがえます。

壮大な中国の自然と歴史を体感 第1弾
仏教と武術で世界的に有名なお寺、「嵩山少林寺」。
インドから渡来した達磨が禅の教えを広めた地として知られ、中国における禅の名刹です。
また少林武術(少林拳)の発祥地として有名で、併設の少林武術学校では、武道パフォーマンスやカンフーショーを見ることができます。
道教と仏教の両方にとって聖地とされ、貴重な歴史的建造物を見ることができます。

青の都「サマルカンド-文化の交差路」第2弾
サマルカンドは、古代から東西交易の要所として栄え、ペルシャ・トルコ・イスラム・モンゴルなど多様な文化が交差した文明の十字路。
特に青いタイル装飾が施されたモスクや霊廟が有名で、「青の都」とも称されます。
世界遺産「サマルカンド-文化の交差路」として登録されています。

砂色の古都「ブハラ」第2弾
ブハラは、2500年以上の歴史をもつ中央アジア屈指の古都で、かつてイスラム神学と文化の中心地でした。
城壁に囲まれた旧市街には、土色のレンガ造りのモスクやマドラサ、ミナレットが並び、まるでアラビアンナイトの世界にタイムスリップしたような風景が広がります。
(画像はドーム型の屋根が特徴的なタキバザール)

建築の最高傑作「アヤソフィア」第3弾
世界遺産であり、トルコを代表する名所の一つ、アヤソフィア。
当初、537年にキリスト教の大聖堂として完成しましたが、その後ミナレットなどが加えられイスラムモスクとして姿を変えました。
現在も内部にはキリスト教のモザイク画と、イスラムのカリグラフィが見られ、歴史の深さを感じることができます。
ビザンティン建築の最高傑作と言われる通り、モザイク画、大理石や天井の装飾や彫刻など外部・内部空間の美しさは、訪れる人を魅了します。

洞窟都市「カッパドキア」第3弾
カッパドキアの名物といえば、早朝に空を埋め尽くす熱気球。朝焼けの中、奇岩群の上をふわりと飛ぶ体験は、まさに絶景です。
世界中から観光客がこの体験を求めて訪れます。(バルーンツアーは有料です)
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ツアーのラインナップ

悠久の古都西安と九朝の都・洛陽 5日間-シルクロードの起点- 【第1弾】
シルクロードの出発点であり、13の王朝の都となった中国史の中心都市、西安。
仏教文化と三国志ロマンが色濃く残る、洛陽。
西安と洛陽の歴史の旅路 二都物語
出発日:11月8日、12月6日、2月7日、3月7日
旅行代金:149,000~185,000円(燃油サーチャージ・空港諸税別途)

ウズベキスタン 8日間 -シルクロードの東西交易路- 【第2弾】
シルクロードの栄光を今に伝える歴史と芸術的建築物のウズベキスタンへ
青の都「サマルカンド」、時が止まったような砂色の古都「ブハラ」、英雄ティムールの生誕地、「シャフリサブス」へ。まるでアラビアンナイトに迷い込んだような、幻想的でエキゾチックな世界へいざないます。
出発日:10月23日
旅行代金:398,000~463,000円(燃油サーチャージ・空港諸税別途)

トルコ 7日間 -シルクロード、東西の交差点- 【第3弾】
【ローマ帝国・キリスト教・イスラム】と3つの文明が重なった歴史都市、イスタンブール。
ヨーロッパとアジアに挟まれたボスポラス海峡ではイスタンブールならではの「東西の交差点」を水上から体感。
洞窟都市、カッパドキアでは伝統的な住居を改装した「洞窟ホテル」に宿泊します。
ご希望の方は、朝焼けの中、奇岩群の上をふわりと飛ぶバルーンツアーも体験できます。(料金別途)
出発日:12月9日、1月22日
旅行代金:378,000~442,000円(航空保安保険料・空港諸税別途)
参加前のよくあるご質問
- 海外旅行が初めてで、言葉の心配もあります。1人で参加しても大丈夫なのでしょうか?
- お一人でも、もちろん大歓迎です。
長野県内から添乗員が同行し、旅行中フルサポートします(それに加え、現地では日本語の話せるガイドも同行します)。
慣れない海外の旅行でも安心してご参加ください。
- 渡航の書類や入国の手続きが不安です。
- 渡航に必要な入国の書類や税関申告書、ビザなどは事前にこちらでご用意しますのでご自身での手続きは不要です。
入国審査時も添乗員が同行していますのでご安心ください。
- 両替は事前にする必要がありますか?
- 事前の準備は不要です。
両替所に案内、または現地に到着してから移動するバス車内等で両替しますのでスムーズです。
チップが必要なのか、おおよそいくら両替が必要か、再両替の方法なども併せてご案内します。
- 現地の国の事情や服装などアドバイスはもらえますか?
- 出発が近くなりましたら、あると便利な持参品や現地の注意事項、気温やお勧めの服装など書面でお送りします。
事前にお知りになりたい場合は、お問い合わせいただければお答えしますのでご安心ください。