今年度から社会人となり、インドネシアから松本にやってきたメリークリスティナさん。
ただいま、旅行業について猛勉強中です!
普段は日本語も堪能で、仕事も早く、何でもできるパーフェクトガール✨
でも実際話してみると見た目通り可愛くてとってもお茶目!
そんなメリーさんの事をもっと皆さんに知ってもらうため、インタビューを行いました。
メリークリスティナ
【profile】
ジャワ島 ジャカルタ出身
ダルマ・プルサダ大学で日本語を専攻
卒業後、来日。
2024年4月にアルピコホールディングス株式会社に入社
現在はアルピコ長野トラベルで旅行業について猛勉強中!
インドネシアでは日本は人気があります。私もそのひとり。
たぶん、日本の女の子がk-popが好き、韓ドラが好き、と同じ感覚だと思います。
最初はそんな簡単な理由だったんですよ。
私が小さいときはインドネシアで日本のアニメが沢山放送されていたんです。
「ちびまる子ちゃん」、「プリキュア」とか本当にイロイロ、、男の子の戦隊ものも人気があって。。
私は「ウルトラマン」が大好きだったんですよ~!毎回欠かさずみてました!
物心つく前から身近にアニメの存在はありましたが、日本のものだとは知らなかったんです。
だんだん話の内容が理解できるようになると、
アニメ=「メイド・イン・ジャパン」
これは日本という国で作られているんだ!と知ります。
ディズニーとはまた違う、ほのぼのした感じや日本独特のニュアンスにハマりどんどん日本のアニメやドラマが好きになりました。
でもその時は、いつかはあのアニメがつくられている場所(日本)に行ってみたいな〜ぐらいにしか、思っていませんでした。
アニメ=「日本のものが好き」が、その後も続いていたので、中学生になってから日本語クラブで勉強していたんです。
現実的に「日本」について考え始めたのはそのクラブの先輩に言われた言葉でした。
「今、日系の会社がインドネシアにどんどん進出している。これからは日本語を使う機会が増えるし、学んでおくべきだ。」と。
それで、将来のことを見据えて、今好きでいるもの(日本について)を勉強する力に変えようと思いました。
さらに高校に入り、メディアで他の国の情報を知るようになると、自国の立ち位置、他の国との比較ができるようになりました。
そうするとインドネシアに比べて日本は恵まれた国で、チャンスもある、
もともと日本が好きだったしやっぱりそこで生活してみたいという思いが強くなって、、。
そのためには日本語を勉強することが必要だと確信し、高校を卒業する頃には日本で就職することを考えて大学に入りました。
インドネシアの王族の方にお会いしたこともないのに、こんなチャンスがあっていいのかと、、本当に驚きでした。
ダルマ・プルサダ大学を訪ねられ、私は4年生で学生として在籍していました。
とても緊張しましたが、優しく話しかけてくださいました。
そんなご縁もあり、日本とは強い結びつきを感じます。本当に貴重な経験でした。
日本のお店はインドネシアでも人気!ラーメン屋さんもたくさん、銀だこや吉野家の牛丼もあります。
でもインドネシアでタコは食べないから、タコは入っていなかったり、日本とはちょっと味が違うかな。
インドネシアの方が全体的に味が濃い目。
ミスタードーナツもあるけど、ダンゼン日本の方がおいしい!!
インドネシアで食べる機会がなかったものは、食べなれないかな。。。
それまで日本の貝やイカとかタコとか見たことなかったんですよね。
先に生け簀に入っている姿をみてしまって、、
足いっぱいあって、フニャフニャで、、、とにかく衝撃的でした(苦笑)
納豆は意外と食べられましたね。ちょっとねばねばと味は慣れませんけど。
インドネシアにも「テンペ」という同じような食品があるんですよ
大豆を使った発酵食品で、見た目は納豆がくっついた状態でもっと乾燥させたような感じです。
身体にいいけど、インドネシアの家庭では毎日毎日朝食にでるので、、、
たまにテンペじゃない物が朝食出ると「え!!今日は特別な日?」って嬉しくなるぐらいです(笑)
沖縄は海がきれいだとよく聞くので、ダイビングしてみたいです。
クジラを見たことはないので、クジラやイルカなどを見てみたいです。
海はインドネシアにもあるけど、ジャワ島ではなくバリ島が有名なので。
バリ島は海外の方向けで値段も高く、ジャカルタに住んでる人がわざわざ高いお金を出してバリ島に行くことはないですね、、、。
北海道はやっぱり雪をみてみたい。寒いですかね。
これから日本で初めての冬を迎えるので今からドキドキワクワクしてます。
でも私の知らない場所、沢山あると思うので、皆さん教えてください!
日本語で問題を読み解くのが大変です。
問題集にでてくる文章って会話では出てこないような表現やフォーマルな独特の言い回しですよね。
問題の読解力をもっと磨かないといけないです。
でも試験日も決まっているのでベストを尽くします!
先輩添乗員さんは常に周りに目を配って、先の段取りも考えて、くるくる動いていてすごいなと思ってました。
私はまだまだ、常に先のことを考えていないといけないのが、慣れませんね。
段取りを考えて動くということが難しいです。
前回は隠岐の島に行きましたが、日本には私が地名も知らないところがまだまだ沢山あると気づきました。
仕事は難しく大変でしたが、沢山のお客様に声をかけていただいたりとてもうれしく思い出になりました。
これからももっと私の知らないこと、ものに挑戦したいです。
日本の方にインドネシアの魅力を知っていただくため、
来年には自国、インドネシアのツアーを企画・販売し、添乗員として同行予定のメリーさん。
現在一生懸命にツアーを企画しています!
そんな頑張り屋さんのメリーさんをこれからも見守って行きたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。