今年度から社会人となり、インドネシアから松本にやってきたメリークリスティナさん。
ただいま、旅行業について猛勉強中です！
そんな彼女が日本で生活していて驚いたことや不思議に思ったこと、つぶやきとしてブログに載せています。
私たちが気が付かない「不思議なニッポン」を覗いてみてください。
メリークリスティナ
【profile】
ジャワ島 ジャカルタ出身
ダルマ・プルサダ大学で日本語を専攻
卒業後、来日。
2024年4月にアルピコホールディングス株式会社に入社
現在はアルピコ長野トラベルで旅行業について猛勉強中！
インドネシアでの私のおすすめスポット①
こんにちは。😊メリーです。
今日は私の故郷のおすすめスポットを紹介します。
インドネシアというとリゾートで有名なバリ島や世界遺産のボロブドゥール遺跡を思い浮かべられるのですが、
それ以外にも良いところが沢山あります。
皆さん、ブロモ山はご存知でしょうか。
ブロモ火口は、現在も活動している火口の 1 つで、ブロモは知る人ぞ知る、人気の観光スポットでもあります。
なかなか活動中の火口をみるのは難しいものですが、ここブロモでは火口の美しさを直接見ることができます。
ブロモ山を楽しめるスポットは大きく分けて3つ、①ペナンジャカンからみる展望②ブロモまでの道中の景色③ブロモの火口です。
ペナンジャカンからの壮大なパノラマ
まずはブロモ山はじめ壮大な景色を楽しめるスポットを紹介します。
それはペナンジャカン山から見る景色！
特に日の出は雲海と黄金に輝く山の峰がエキゾチックでとても美しく、この景色をもとめ多くの方が訪れます。
ペナンジャカン山からの朝焼け。どんな景色が見えるかはその日の運試しですね。(提供：ACフリー)
とは言え日中に見る光景も勿論素晴らしいです。
このプナンジャカン地点から、ブロモ山、バトック山、スメル峰を一望できる大パノラマは必見！
山々の稜線やカルデラの壁、砂漠、麓の村落などが見えるので昼間には細部を見渡せます。
夜は天の川などの星空観賞ができます。
ちなみにプナンジャカンまでは車(ジープ)で行くことができるので安心してください。
手前からバトック山、ブロモ山、スメル山(提供：フォトライブラリー)
道中の砂海(砂漠)を馬に乗って
ブロモ山までの道中は馬を利用します(可愛いポニーなので安心してくださいね)。
火口までは砂海(砂漠)が続きます。実はこの場所ももともとは巨大な火口の中。噴火時にできた火山の砂が広がって、砂の海のようになったそうです。ですので巨大火口の中に入ってその中にある活動中の火口を見に行くイメージです。
世界の果てのような、大自然の真ん中にいることを実感できるような、たぶん日本にはない景色だと思います。
このダイナミックな景色を馬で進むのは他ではできない体験
ブロモ火口
馬を降りてからは、約 250 段の階段を登るだけで、火口頂上に到着。
そんなに歩くことなく火口近くまで行けるのも魅力の一つです。
興味のある方は火口のへりを歩くことができ、スリルのある体験です。
また火口にはテンゲル族の礼拝所、フールポテン寺院があります。
インドネシアはイスラム教が大半を占めていますが、この一帯はヒンドゥー教徒が国を治めていました。
昔からこのブロモ地域に住んでいるテンゲル族の方々は今でもヒンドゥー教徒を信仰しています。
山信仰があり、ブロモ山を火の神が住む山として崇めています。
地元のテンゲル族の人々にとって重要な宗教的施設であり、ずっとこの地域に住んできた彼らにとっては文化や伝統においても切っても切れない存在です。
寺院の独特な建築様式や、周囲の壮大な自然景観と相まって、独特な雰囲気を醸し出しています。
ブロモ山いかがでしたか？
興味のある方はぜひ行ってみてくださいね。😊