仏師『大久保たいが』さんと巡る 仏像探求の旅
メディア多数出演!新進気鋭、有名若手仏師が専属でご案内。通常非公開の仏像を見学
大久保汰佳(たいが)さんってどんな方?
プロフィール
長野県出身
3歳のころ一冊の本に載っていた「千手観音像」を見て一目惚れ、仏像と出会う。
仏像をみてはスケッチをし5歳の時には粘土で仏像制作を始める。
以来仏像に惹かれてやまず、作り続けたその数は300体以上。
高校生の頃には「高校生仏師」として活動。
展覧会や個展、トークショーを開催、総本山三井寺には七福神像を奉納する。
18歳にて出家得度し仏門に入る。現在は京都の大学で仏教を学び、本場の仏像に触れながら制作に熱中している。法名は秀佳
3歳のころ一冊の本に載っていた「千手観音像」を見て一目惚れ、仏像と出会う。
仏像をみてはスケッチをし5歳の時には粘土で仏像制作を始める。
以来仏像に惹かれてやまず、作り続けたその数は300体以上。
高校生の頃には「高校生仏師」として活動。
展覧会や個展、トークショーを開催、総本山三井寺には七福神像を奉納する。
18歳にて出家得度し仏門に入る。現在は京都の大学で仏教を学び、本場の仏像に触れながら制作に熱中している。法名は秀佳
仏様との出会い
私が初めて仏像と出会ったのは物心がつくかつかないかという昔、3歳の頃でした。
当時、お墓に夢中であった私のもとにプレゼントされたのは仏像の本。
ただならぬ勢いで私は飛びつき、それを抱きしめたのです。
そこで目の当たりにした写真こそ、千手観音だったのであります。“ビビっとくる”としか言葉に出来ない強烈な瞬間でありました。
以来私は、仏像の本をボロボロになるまで読み、いつかは憧れの仏像に会いたいと夢を募らせたのです。
今、思えば、これこそが私と仏との出会いでありました。それから導かれるように奈良や京都へ仏像に会いに行き、念願を叶えたのです。
さらに私は、仏像を観ることで、次第に自らもその仏像の姿をとどめたいとスケッチし、また粘土を手にしては仏像を作りはじめました。初めて作った仏像は、幼稚園での粘土遊びから生まれたのです。
粘土で仏像を作って、ダンボールで作ったお仏壇に安置し、日々にお経をお勤めする毎日を過ごしました。
仏像への思いは高まり、それは自然と、みほとけへの帰依となり今では機縁実り僧侶として三宝を仰ぎ仏道を歩んでおります。
私は今も、昔も、心の奥底から溢れるのは仏さまへの思いであります。
この思いを、一緒に旅に出る皆さんとシェアできたら幸いに存じます。
当時、お墓に夢中であった私のもとにプレゼントされたのは仏像の本。
ただならぬ勢いで私は飛びつき、それを抱きしめたのです。
そこで目の当たりにした写真こそ、千手観音だったのであります。“ビビっとくる”としか言葉に出来ない強烈な瞬間でありました。
以来私は、仏像の本をボロボロになるまで読み、いつかは憧れの仏像に会いたいと夢を募らせたのです。
今、思えば、これこそが私と仏との出会いでありました。それから導かれるように奈良や京都へ仏像に会いに行き、念願を叶えたのです。
さらに私は、仏像を観ることで、次第に自らもその仏像の姿をとどめたいとスケッチし、また粘土を手にしては仏像を作りはじめました。初めて作った仏像は、幼稚園での粘土遊びから生まれたのです。
粘土で仏像を作って、ダンボールで作ったお仏壇に安置し、日々にお経をお勤めする毎日を過ごしました。
仏像への思いは高まり、それは自然と、みほとけへの帰依となり今では機縁実り僧侶として三宝を仰ぎ仏道を歩んでおります。
私は今も、昔も、心の奥底から溢れるのは仏さまへの思いであります。
この思いを、一緒に旅に出る皆さんとシェアできたら幸いに存じます。
仏像探究の旅に寄せて
仏像探究の旅も、今回で4度目となりました。たくさんの仏さまに出会って参りましたが、その土地で守り伝えられた仏さまの姿は逞しく美しく、そして有難くおわしまします。
この度は、九州国東半島へ参ります。
国東は“神仏習合始まりの地”として名高く、神と仏とが出会う聖地であります。
野の花に彩られた神仏の集う国東で私たちは生きた信仰に出会うのであります。
仏像に会いに行くことは、その土地の営みに触れること、祈りの温もりを感じることです。神と仏とがこだまする六郷満山の織りなす神秘に耳を澄ませ、肌で感じ、この目で拝し、不思議を味わう旅を共にいたしましょう。
歩みを共に進めましょう。
皆さんとお会いできる日を楽しみにしております。
稽首合掌
-大久保たいがさん同行- 仏像探求の旅シリーズ
ツアーの特長1
第一弾は近江・京都の旅
三井寺では重要文化財、平安時代の十一面観音立像や大久保汰佳さん奉納の七福神像などを拝観いたしました。
福田寺は龍神として祀られる「雨乞い」の珍しい仏像や清凉寺では秘仏本尊赤栴檀の釈迦如来を拝観しました。
福田寺は龍神として祀られる「雨乞い」の珍しい仏像や清凉寺では秘仏本尊赤栴檀の釈迦如来を拝観しました。
ツアーの特長2
第二弾は仏都、会津 へ
第二弾は仏都、会津 へ
会津の地は東国において仏教文化がはじめて花開いたところです。今より1200年以上の昔、南都興福寺の学僧として知られる徳一大師は、求道の地としてふさわしい霊地を霊峰磐梯山の麓に求めました。東国の大地に仏法を根付かせ、民衆を導く化主としてその人となりは「菩薩」と仰がれたのです。そうした特別な地である会津には徳一菩薩以来の歴史を伝えるお寺や、素晴らしい御仏が数多おわします。
今回は会津ころり三観音を巡拝し、東国唯一の国宝仏を伝える勝常寺を訪ねて、いにしえに想いを馳せました。
今回は会津ころり三観音を巡拝し、東国唯一の国宝仏を伝える勝常寺を訪ねて、いにしえに想いを馳せました。
素晴らしい旅となりました。
合掌
ツアーの特長3
第三弾は「海のある奈良」小浜へ
念願叶って皆さまと共に「海のある奈良」と謳われる若狭小浜へ。
若狭には羽賀寺の十一面観音を筆頭に数多の素晴らしいみほとけが静かな伽藍に抱かれてそっとおわします。
古来、若狭は海の向こうとの玄関口として、また奈良京都とは街道で結ばれた国として、文化の交流とともに宗教的な繋がりの深い特別な地です。
古来、若狭は海の向こうとの玄関口として、また奈良京都とは街道で結ばれた国として、文化の交流とともに宗教的な繋がりの深い特別な地です。
ことに、お水送りとお水取りは有名ですね。神と仏の約束の地ともいえるでしょう。それを物語るように、若狭には古いお寺が多く、それぞれのみほとけは生き生きとしています。
今回は小浜の名刹を巡りました。羽賀寺、妙楽寺、萬徳寺、明通寺、多田寺と平安仏に浴す2日間、満たされる思いでありました。